ヒマラヤ大聖者の心の曇りをとる瞑想

説明

目次

第1章　捨てるだけでは、幸せになれない
第2章　「心」を知り、エゴや執着を手放す
第3章　自分とは何かに気づき、晴れやかに生きる
第4章　豊かさと幸せが訪れる、ヒマラヤ瞑想

内容紹介(一部引用)

はじめに
この本では、今まであなたを苦しめていた心の曇りとはどのようなものか、なぜ生まれるのかについてお話しして生きます。そして、その曇りをはらって、力強くしなやかに生きていく方法についてお伝えしていきます。

特に今、心にさまざまなものが欲しいと思う「欲」があります。なかでも、「物欲」は、物であふれる現代の日本人にとって大きな苦しみの原因です。その欲が心の曇りを作っているのです。
豊かな日本において、誰もが「もっと物が欲しい」と思う一方で、「物を持ちすぎる煩わしさ」も最近クローズアップされるようになりました。

そんな社会背景を表すかのように、近年、片づけや掃除が大きなブームになっています。無駄な物を一気に処分して、スッキリした部屋で暮らすための本や、テレビ番組が花盛りのようです。

もちろん心地よい環境で暮らすことは、人間が快適に生きていく上で大切なことです。しかし、掃除や片づけをすれば人生の問題も解決すると思うのは、勘違いです。物を捨てシンプルに生きれば幸せになれると思い込んで、「捨てなければ」「片づけなければ」と自分を急き立てると、こだわりが強くなり、また新たな苦しみや迷いを生むことも知っておかなければなりません。一生懸命の行為はこだわりと執着となり、そこにはまると苦しみを生むのです。それが心なのです。

この本では、まず、あなたの心を曇らせているさまざまな思い込みをほどいて、心のバランスを取り戻す考え方をご紹介していきます。
そして最後に、ヒマラヤ秘教の心を解放する瞑想とは何か。それによって本当の豊かさと幸せを手にするプロセスをご紹介していきます。(P3-4)