「旦那が気持ちを理解してくれない」「自分から何もしてくれない」「いくら言っても変わらない」…

結婚前は全く気にならなかったのに、子供を産んだ後くらいから、お互いに素の自分が出てくるようになり、嫌な面も目につくようになります。

特にママの場合、産後の不安定さに加え、子育てと家事に忙しくなり、人生の中でもストレスフルな時期に突入していきます。

そうした状況では、旦那の心ない一言でカチンときてしまい、「私はこんなに頑張っているのに!」とイライラしたり、失望してしまうことも無理はないでしょう。

実は私も、結婚生活に大きな期待を抱いていましたが、旦那との関係が次第にうまくいかなくなり、「こんなはずじゃなかった」という落胆と共に結婚生活を送っていました。

この記事では、そんな悩みを抱える人に向けて、そのイライラの本当の原因と、その効果的な解消法について、私自身の体験からお伝えできればと思います。

旦那にイライラしていた5つの理由

まず、私が旦那のどのような点に対してイライラを感じていたか、主な理由を5つを列挙してみようと思います。

①家の中で暗いのに、外では明るい

旦那は、家ではぐったりしているのに、外で他の人と話すとテンションが高く、とても楽しそうでした。その露骨なギャップを見て「私と一緒にいる時は楽しくないのかな」と不満な気持ちになっていました。

②絶対に自分から謝らない

旦那は、明らかに自分に非がある場合でも、決して自分からは謝りません。特に自分のプライドが傷つく場面では頑なに謝りませんでした。喧嘩した時、最初に謝るのは、いつも私でした。

③妻の頑張りに気づかない・感謝がない

私が家事や育児を見えないところで丁寧にやっていることに、全く気付いてくれませんでした。こちらから「○○したよ。」と言えば「ありがとう」と言ってくれましたが、そのありがとうも、感謝の気持ちが感じられませんでした。

④何かを頼むと嫌がる

小さな家事(片付けや掃除等)で「こうしてね」というと、ムッとされるので、ちょっとした頼みごとでもすごく言いにくく、困っていました。

⑤妻を放って趣味に走る

旦那にとっては、私のケアよりも、趣味の方が優先順位が高いようでした。どうでもよいコレクションを買いすぎていたり、車にお金をかけていたりするのを見ると苦々しく思っていました。

私も(俺も)疲れてるのに!

旦那が「こうしてくれない」という不満を募らせる一方で、今思うと私自身も、旦那に対して、本当の思いやりや愛情が足りなかったと思います。

実際に旦那は、家族のためにとてもよく働いてくれていました。旦那はいつも仕事から帰ると、疲れ切った暗い顔をしていて、私に笑顔を向ける余裕もない状態でした。

でも私はつい自分の思いを優先して「暗い顔でいるくらいなら、働かなくていいから、にっこりしてほしい」といつも言っていました。

当然ながらその身勝手な思いは通じず、しまいには「俺はこんなにやっているのに、これ以上何をしてほしいわけ?!」と怒鳴られてしまいました。

このように、「私も(俺も)疲れているのに!」とか、「どうして私の(俺の)気持ちを分かってくれないの!」と、お互いに無い物ねだりをしているような感じでした。

このような根本的なすれ違いがあって、つい喧嘩になってしまい、いくら伝えても理解し合えることはなく、さらに心の溝が深まっていきました。

当時は気付かなかったのですが、今思うと、私たち夫婦は、子どもができてから忙しい日々に追われ、お互いを労る心の余裕すらなくなっていたように思います。

旦那へのイライラを解消するために

このような夫婦関係の問題を抱えていた私は、自分なりのやり方でそのストレスを解消しようとしていました。いくつか代表的なものを挙げてみようと思います。

①友達に話す

友だちとお茶をしたり、子育てサークルへ行って愚痴を言うことで当時の私はバランスを保っていました。

友だちに話すことで自分はスッキリするのですが、一方で友だちの気持ちを重くさせてしまう時もありました。

②自分にご褒美

自分へのご褒美として、気になっていたものを買ったり、美味しい物を食べたり、ビデオを見たり、お出かけをしたりすることがありました。

ですが、お金も時間も限りがあり、頻繁にはできませんし、楽しみが終わってしまえば、いつもの辛い現実が待っていました。

③アロマセラピーをする

元気がない旦那を癒そうと思い、アロマセラピーを習って旦那にしてあげたところ、とても喜んでもらえました。最初はめずらしさもあり、どんどんやっていました。

しかし、それをずっと続けていると、身勝手なことに「自分ばっかり尽くしている感」が出てきて、逆に私の方にストレスが溜まってしまいました。

④本を読んだり、セミナーに通う

イライラしてしまう自分の気持を変えようと、たくさん本を読んだり、セミナーに行ったりして、心理学などについて学びました。

けれども、結局は無理によい人になろうとしてもうまくいかず、疲れてしまいました。

⑤夫婦カウンセリングを受ける

自分だけが変わるのは無理だという結果にたどり着き、夫婦一緒に変わらなきゃ!と、二人で、カウンセリングやヒーリングへ行きました。第三者が入ると、旦那は理解を示し、一時的には改善しました。

その時は気をつけてくれるのですが、自分のことで精一杯な旦那が継続することは難しく、時間の経過とともに元に戻っていきました。

⑥デートをする

最終的には、色々な「仲良し夫婦になる秘訣」にでてくる、いわゆる二人の時間を持つという作戦に出ました。

しかし、旦那を誘ってみたところ、興味なさそうに言われてしまい、とてもがっかりしました。

おそらくですが、そんな余裕がないくらいに、旦那も大変な状況だったんなんだなぁと思います。

イライラの元を断つ方法はある?

このように、私は、旦那婦や家族の危機的状況をどうにかしたくて、本当にあらゆることを試しまくっていました。

もちろん、それらが助けとなることがありましたが、対症療法のようなもので、結局はまた元の状態に逆戻りをするということを何度も繰り返していました。

そうして色々やってみて分かったことは、自分を変えようと思っても変えることは難しく、ましてや他人を変えるのは、もっと難しいということでした。

しかし、それでもあきらめずに解決方法を探し続けた成果か、私に「ある出会い」が訪れ、それを機に私と旦那、そして家族の人生が、いっきに好転しはじめることになります。

「瞑想」で私の心に良い変化が!

ある日偶然、知り合いから「瞑想」を始めてすごく癒されたという話を聞きました。

私もストレス解消のため、独学で瞑想をやってみたことはありましたが、言うほどの効果を実感したことがありませんでした。

しかし、その知り合いはヨグマタ相川圭子さんという先生の元で瞑想をやっており、「他とは全然違う。本当にすごい」と嬉しそうに言うので、「そんなに?」と興味を持ちました。

調べてみたところ、ヨグマタ相川圭子さんは、ヨガ・瞑想の本場であるインドでも最高の瞑想指導者とのことで、モディ首相や国民的な俳優にも、大々的に尊敬を寄せられている方でした。

確かに、こんな偉大な人から教わる瞑想は違うかもしれないと思い、瞑想体験会(※当時)へ行ってみることにしました。

ヨグマタ相川圭子さんの瞑想体験

そこで実際に簡単な瞑想をさせていただいたのですが、それは初めての不思議な体験でした。

短い時間でしたが、内側の深いところから癒され、瞑想が終わった頃にはその日の疲れがスッキリ解消されていたのです。

体験ですらこんなに効果があるのだから、本格的にやれば「生まれ変われるかも!」と直感しました。

それから私はすぐさまヨグマタ相川圭子さんの元で本格的な瞑想法をいただき、早速その日から実践することになりました。

瞑想で心身に起きたこと

そうして始めたヨグマタ相川圭子さんの瞑想は、知人が言っていた通り、独学でやっていた瞑想とは比較にならないほど、素晴らしいものでした。

表面的なリラックスではなく、もっと深いところから生命エネルギーが湧き出て、細胞の隅々まで充電されるかのようで、睡眠の質も驚くほど良くなりました。

また、精神的にも、家事や育児で「あれをしなくちゃ、これをしなくちゃ」とゴチャゴチャしてた脳内が、瞑想によってバッと静まり、思考がすっきり整った感じがしました。

目に見えない変化なので、一見地味なのですが、内側では深い幸福感を感じるようになり、とても生き生きした気持ちに満たされていました。

夫婦関係に温かな光が差し込んだ

その後も、瞑想を日々続けるようになってから、旦那に対する感じ方、態度が驚くほど変わっていきました。

旦那へのイライラが湧かなくなった

そもそも旦那へのイライラ自体がほとんど湧かなくなって、それよりも愛と尊敬をもって接することの方がしっくりくるようになりました。

また、これまでの「自分を大切にしてほしい」というエゴがほどけて、それよりも、家族のために一生懸命仕事をしてくれる旦那への労わりや感謝の気持ちが大きくなりました。

このように思いが肯定的になることで、旦那が帰宅時にどんよりしていても、あまり気にならなくなり、いつも笑顔で、元気に迎えられます。

喧嘩をすることも少なくなり、言い合いになったとしても、最終的にはお互いがきちんと理解をして、前向きな結論になることが多くなったように思います。

旦那も瞑想を始めてスーパーマンに

身近にいる旦那はそんな私の変化に気づいたようで、ある日「自分もヨグマタ相川圭子さんの瞑想をやりたい」と言い出しました。

私が勧めたわけではなく、自分からやりたいと言い出したのです。私が柔らかくなっていく様子を見ていて、すごくいいのだろうと思ったようでした。

そうして旦那も瞑想を始めたのですが、ものすごく元気になりました。

「ただいま」の声が変わった

一番嬉しかったのは、仕事帰りの「ただいま」の声の変化でした。

今までは鉄のかたまりのように重かった「ただいま」が、軽やかで明るい声になったのです。私がずっとずっと求めていた、元気な旦那の笑顔がそこにありました。

最近では、毎日、家事全般も元気にこなしながら働いています。趣味で農業もやって、家族のために美味しい野菜を作ってくれています。まるでスーパーマンです。

その他にも、小さなお願いも素直に聞いてくれるようになり、自分から謝ってくれるようにもなり…これまで自分がしてほしかったことの全てを、旦那の方から進んでやってくれるようになりました。

このように、瞑想によって私も旦那も内側から幸せに満たされて、さらに愛を差し出すことがお互いに楽しくなり、自然と良い関係になっていったのだと思います。

瞑想で気付いた、イライラの本当の原因

私が日々瞑想を続けていく中で、旦那へのイライラの本当の原因について、はっきりと分かったことがあります。

それは、私が自分の中で「こんな夫婦だったら私は幸せ」という理想を持っていて、それを旦那に求めては、手に入らず、イライラしていたということです。

私は、両親の喧嘩が日常茶飯事の家庭に育ったので、「仲良しの夫婦」「仲良しの家庭」に対するあこがれが人一倍ありました。

しかし、旦那は、自分とは全く別の価値観を持つ人間であることを尊重せずに、一方的に愛されたい、大切にされたいという思いを押し付けていたのだと思います。

けれども、ヨグマタ相川圭子さんの瞑想を続けていくうちに、「愛」は人から貰おうとしなくても、自分の内側から湧き出してくるものなのだと実感するようになりました。

このように、瞑想によって、内側から幸せが溢れ、まるでいつも守られているような深い安心感をいただき、人生が本当に楽になっていったのです。

旦那との関係に悩んでいる方へ

この記事を読まれている方は、今まさに旦那さんとの関係で悩まれている方だと思います。

その関係を改善するためには、相手を変えようとするのではなく、まずは自分を深く癒して、内側を満たすことに目を向けていただきたいと思います。

自分自身が満たされれば、愛や見返りを求める必要がなくなって、旦那さんにも自然な優しさを差し出せるようになり、関係も良い方向に変わっていくことでしょう。

私自身も旦那へのイライラが苦しくて、あれこれ試してきましたが、最終的にヨグマタ相川圭子さんの瞑想との出会いをきっかけに、今ではすっかり穏やかな日々となりました。

それはまるで、煙だらけの部屋の窓がサーっと開け広げられ、汚れた煙がすべて新鮮な空気に入れ替わるような、とても清々しい感じです。

ぜひあなたも、幸せな夫婦生活を送るきっかけとして、まずはヨグマタ相川圭子さんのご本を読んだり、講演会に参加してみていただきたいと思います。

きっと素晴らしい人生のターニングポイントになると思いますよ。

あなたと旦那さんの関係が良いものになり、さらに家族全体に幸せが広がっていきますよう、心よりお祈りしています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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