毎月、必ずやって来る生理痛。
「自分は痛みはない」という方もいらっしゃいますが、体質によっては、他の人よりも痛みがひどく、辛い思いをしている方もいるのではないでしょうか。
私自身も、もともとは生理痛の症状が重いタイプで、生理の時期が来るたびに、とても憂鬱な気分になっていました。
一番悪い時には、顔が真っ青になり、七転八倒の痛みで救急車を呼んだこともあります。
しかも、この痛みは一度きりではなくて、長い人生で毎月必ず来るので、まさに地獄です。
私の場合、このような生理痛が20年以上続き、毎月のように寝込んでは、痛みで夜も眠れない日々を送っていました。
そのような体験がきっかけで、とにかくこの生理痛を改善する方法を、手当たり次第に色々試してみることになったのです。
世の中で言われる方法はほとんど試し、お金も時間も費やした結果、私は最終的にある方法に出会い、ついに生理痛の苦しみに決着をつけることができました。
その根本的な方法を、順を追って皆さんにお伝えできたらと思います。
まずは、生理痛の改善のために、私がこれまで実際にトライしてみた様々な対処の結果を報告していこうと思います。それでは見ていきましょう。
1.身近な方法を試してみる
私が生理痛に悩まされていた当初、まずは手元で簡単にできる方法を色々と試してみました。生理痛に悩む人なら一度は聞いたことがあるでしょう。
お腹をカイロで温める
生理痛の大敵は「冷え」ということで、とりあえずお腹にカイロを貼ってみました。
温めることによって血流がよくなり、痛みが改善されるとのことです。
結果としては、少し痛みが和らいだ気がしましたが、一時しのぎのような印象でした。
黒砂糖や小豆、レバーを食べる
ひどい生理痛の改善には栄養補給も大事とのことで、食事を工夫してみました。例えば以下のようなものをしばらく食べてみました。
- 黒砂糖:ビタミンB群、カルシウム、マグネシウム
- 小豆:ビタミンB群、鉄分、亜鉛、カルシウム
- レバー:鉄分
要するに血をつくる食べ物を摂るということですが、この食生活を続けてみた結果としては、正直効果がわかりませんでした。知人はこれで治ったそうなのですが、残念です。
布ナプキンを使用する
どこかで「布ナプキンを使用して生理痛が改善された」という記事を読み、私も布ナプキンを使用してみました。色々な種類の布ナプキンを使用してみましたが、これも効果はわかりませんでした。
ふんどしを着用する
他にも履物の工夫でいうと「ふんどし」が健康にいいという記事を雑誌で読み、正直どうかとは思いましたが、ものは試しで購入しました。
生地は自然素材のもので、お値段もけっこうなものでした。
結果としては、逆に体が冷えたような気がしました。もそもそした感じも苦手で、どうやら私には合わなかったようです。
2.産婦人科で診療してもらう
家で試せるような方法は一通り行いましたが、それでもひどい痛みが治らず、重ねて腰痛もあったため、子宮内膜症などの病気の可能性も考えるようになりました。
そこで、しっかりと産婦人科に診てもらうことにしました。
鎮痛剤・痛み止めをタイミングよく飲む
検査の結果、幸いにも病気ではなかったので、とりあえず生理痛の鎮痛剤・痛み止めを勧められました。
その際に、これまでも市販の痛み止めを時々は飲んでいて、痛み止めが効く時と効かない時があったので、その違いについて質問したところ、「痛くなってから飲んでも効きません。生理になると思った時に飲んでみてください」とのことでした。
私はなるほど!と思い、それからタイミングを意識して飲むことにしたのですが、後から、生理のタイミングにぴったり合わせて飲むのは難しいことが分かりました。
生理になりそうと思って痛み止めを飲んでも来なかったり、痛くなってから飲んだのでは効かない…という繰り返しです。
また、これからの人生で薬をずっと飲み続けることにも抵抗がありました。副作用のない薬はありませんし、内臓に負担がかかっても困ります。そこで別の産婦人科に行き、別の方法がないかを尋ねてみることにしました。
子宮の入り口を開く
知人から紹介された別の産婦人科では、「子宮の入り口があまり開いていないので、それを開いたら改善されますよ」とのことでした。
そこで思い切って、麻酔をした上で、子宮の入り口にスティックを差し込み、子宮を開けるという処置をしてもらいました。
処置の直後には生理痛が和らいだため、とても喜んだのですが、それもつかの間、またすぐに元に戻ってしまいました。
そのあとに「子宮の前に海綿を置く」という処置も勧められましたが、さすがにそこまでは…と思い、別の方法を探すことにしました。
3.東洋的なアプローチで体質を変える
産婦人科でパッと治るものではないのなら、そもそもの体質を変える必要があると感じ、東洋医学的なアプローチについてもいくつか試してみました。
漢方薬を飲む
家の近くの薬局で相談したところ、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)を勧められ、これをしばらくの間飲みました。その後、効果がなかったので、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を飲み始めました。
漢方はじわじわ効果が現れるそうですが、数年が経過しても一向に改善される見込みがなかったため、本格的な漢方専門薬局にも足を運びました。そこで、私に合う生薬を作っていただき、それを毎日、土瓶で煎じて飲むことにしました。
しかし、これも1か月に何万円も費用がかかったため、残念ながらお財布の関係で長くは続きませんでした。
針治療を受ける
次に鍼灸院に行って相談したところ、皮内針(ひないしん)を勧められ、処置していただきました。下腹部に、小さな針を刺し、絆創膏で固定するというものです。
確かに痛みは和らいだ気がしましたが、生理になりそうな時に、その都度鍼灸院に行かねばならず、毎回通うのが困難になって断念しました。
ヨガで身体を整える
医療ではなかなか改善せずに困り果てていた時、知人から「ヨガで生理痛が治った」という話を聞きました。ヨガの本を見てみると、なんと生理痛に効くポーズなんていうのもありました。
ヨガをすると血行がよくなって、生理痛だけではなく、冷えの解消や骨盤のゆがみの改善にも効くとあり、早速近くの教室に通うことにしたのです。 感想としては、確かにヨガはとてもよかったです。やればやるほど身体も元気になって、スーパーウーマンになったようでした。ヨガそのものに魅力を感じたこともあり、数年以上続けました。
しかし、なぜか生理痛だけは、ヨガを何年しても改善されませんでした。教室の先生にアドバイスしてもらった膝倒しの体操も毎日懸命に行いましたが、それでも改善されなかったのです。
ヨガをして血流や骨盤はよくなっているはずなので、どうやらそれらが生理痛の原因ではなかったようです。
何を試しても治らない生理痛。どうすれば…
その他にも人からいいと聞いたことは、何でも試してみました。 ありとあらゆる可能性に賭け、お金や時間も費やしてきましたが、一向に改善されませんでした。
今考えてみると、その頃の自分の日常生活は、まるで生理痛の改善のためにあるようでした。
仕事場でも人に迷惑をかけますし、「あの人は1か月に1回寝込むらしい」という噂を男性が話しているのを聞き、恥ずかしい思いをしたこともあります。
自分としてはできることを精いっぱいしたつもりでしたが、それでも生理痛が改善されなかったので途方にくれました。
この痛みが一生、毎月続くのかと思うと、本当に絶望的な気持ちになったのです。
実は精神的なストレスが原因かも?
何をやっても効果がない。しかし、痛みがあることは事実。一体、何が原因なのか?
そんな時ふと、あるシーンを思い出しました。ヨガ教室の先生から「あなたは体が痛いんじゃない、心が痛いんだ」と言われて、母からは「あなたが私のことを嫌っているから生理痛になるのよ」と言われたことがありました。
そこから色々考えた結果、もしかしたら精神的なストレスが原因になっているかもしれない、と思うようになりました。確かに当時、仕事や家庭の中でストレスを感じることが多かったのです。
間接的とはいえ、精神が体に及ぼす影響というのは無視できません。多少方向違いに感じましたが、他に打つ手がない以上、精神を健康にする方法を考えることにしました。
一縷の望み、「瞑想」との出会い
生理痛の新しい原因に気づいたものの、ではどうすればよいのだろうと悩んでいた時、たまたま知人から、「瞑想の良い先生がいるので、ストレス解消のためにやってみないか」と誘われました。
私自身もヨガを続けてきた中で、瞑想が心身の健康に効果的であるということも理解していました。また、教室の先生から勧められていたこともあり、瞑想を始めてみることにしました。
知人から紹介されたその先生は、ヨグマタ相川圭子さんという方でした。ヨグマタ相川圭子さんは、TBSテレビ「マツコの知らない世界」でも、インド中の国民が尊敬する瞑想マスターとして、紹介された方です。国連で何度もスピーチをされているような、世界でも有名な方でした。
最初は本当に、何か変わればいいなくらいの気持ちでした。この時は、瞑想でこれからの自分に何が起こるかを全く予想できていなかったのです。
あの生理痛が、嘘のように治ってしまった
そうしてヨグマタ相川圭子さんの元で瞑想を習い始めてから、心と体に様々な変化がありました。
結論からいうと、ヨグマタ相川圭子さんの瞑想で、生理痛が消えてなくなりました。生理痛だけでなく、これまで悩んでいた背中や肩などの体の痛みも、嘘のように取れました。
その契機となったのが、ヨグマタ相川圭子さんの道場で行われていた、泊まり込みの瞑想合宿です。
その具体的な内容は秘密ですが、様々な瞑想やワークを行う中で、これまで自分が溜め込んできたわだかまりや、深いストレスがパーっと解放されていくのを感じました。
そして、ストレスの解放の体験と同時に、身体に不調をもたらしていた根本の原因のようなものが、綺麗に消えていくのを感じ、体の節々の痛みもスッとなくなっていることに気づきました。
その合宿で心身共にリフレッシュされ、それだけで十分に満足していましたが、その後しばらく経って、あることに気づきました。
「あれ、そういえば…生理痛は?」
なんと、あれだけ苦しんできた生理痛が、まるで嘘のようになくなってしまったのです。それこそ、つい忘れてしまうほど自然に治ってしまい、私にとってこれはまさしく奇跡の体験でした。
瞑想の恩恵によって、生理痛に苦しむ日々がついに終わり、それからの人生が全く違ったものになりました。その合宿以来、私は全く痛み止めを飲んでいません。もうそんな必要もなくなったのです。
心を深く癒せば、生理痛は治る
もしあなたが生理痛を治すために色々な手を尽くしてきて、それでも改善されなかったら、それは精神的なストレスや歪みが少なからず影響しているかもしれません。
その精神的なところを改善するには、色々なセラピーや療法があると思いますが、私自身はやはり自分が救われたこともあり、瞑想をおすすめします。そして、もし瞑想を始めるなら、ヨグマタ相川圭子さんを強くおすすめします。
瞑想も巷で流行していますが、全ての瞑想がこのように素晴らしい効果をもたらすとは限りません。しかし、ヨグマタ相川圭子さんなら大丈夫ということを私が保証します。
なにしろ、私自身がそれから20年近くヨグマタ相川圭子さんの瞑想を続けていて、心身ともに、本当にいいことづくめの、楽しい毎日だからです。
この記事を読んで、もし少しでも興味が湧いたら、ぜひ一度ヨグマタ相川圭子さんに会ってみてください。生理痛だけではなく、様々なストレスや悩み事を解消するきっかけになるかもしれませんよ。
あなたが辛い生理痛の不安から解放されて、毎日をもっと自由に、イキイキと生きることができるよう、心からお祈りしています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ヨグマタ相川圭子先生の瞑想を2010年より始めました。
朝と夜に瞑想をして、自分の心が平和になるようにしています。